サージのユーロヴィジョンに関する発言はデマだった

先日も引用したArmenian Daily Newspaperによるサージのインタヴューを読み直していたら、以前当サイトでも紹介したSOADのユーロヴィジョン出演に関するかなり重大な発言があったのでご紹介しておきます。

(以下意訳)
記者:いくつかの記事で、あなたがユーロヴィジョン2009に参加意欲を示していると書かれていましたが。

サージ:ああ、これに関してはちゃんと何が起こったのかわかってもらわないとね。フィンランドに行ったとき、音楽コンペについて話をふってきた現地のジャーナリストがいてね、彼が「ジェノサイドについての音楽コンペを開催したらすごくクールだし、アーティスティックな方法でアルメニア虐殺問題について人々の関心を高められるんじゃないでしょうか?」って提案してくれたんだ。で、ぼくが「うん、それはすごく良いアイディアだ」と言うと、彼はさらに「いままでそういったイベントに参加しようと考えたことはありますか?」と尋ねてきたから、「うん、たぶんね」と答えたんだよ。
このやりとりが思わぬ結果を招いてしまってね。急にプレスが連中はぼくのところにきては「SOADをユーロヴィジョン2009に出演させようとしているんですって?」って質問するんだ。まったく、ぼくは「ユーロヴィジョン?アルメニア?SOAD?いったい何のことだ?」ってかんじで、とにかく何もかもが初耳だった。(以下略)

というわけで、SOADのユーロヴィジョン出演は完全なデマだったようです。夢見させるようなこと言うなよ・・・(小暮)